焼き畑

気がついたら焼け野原

今日のやつ その13

 明日の定時後、上司と電話で直接話をすることになった。先週の週報で私が愚痴り過ぎてしまったためである。客先で一人で常駐している私のメンタルを心配してのことだろう。しまった、と思った。正直面倒くさい。
 確かに最近あれやこれやが立て込んでおり鬱屈した気持ちを抱えていたのは確かではあるが、仕事上の上司からメンタルを心配される程には参ってはいないつもりだ。自分をまだコントロールできている実感はある。ある意味愚痴自体もコントロールの一環のつもりですらある。ちょっと大げさにしすぎたか、と反省する。
 だが、気にかけてもらえる事自体はありがたいことだし、その気持ちを無碍にするつもりはない。もやもやした気持ちを抱えており、一人だけ外に出ている状況で雑談もままならないのも確かである。であれば、せっかくの機会だから腹を割って話したいことを話すべきか。こういう場合向こうがどういう話を切り出すのか、つまり自分が上司になったときどう部下に接するべきかを学ぶいいチャンスでもある。問題は自分自身うまく自分の気持ちをまとめきれるか、他人に理解してもらえる粒度で言語化できるか、というところだ。正直順風満帆に家庭を持ち、仕事に打ち込めている人には理解してもらえない気もしているし、それ以上に軽蔑されそうな予感すらある。うまく相手の反応を見つつ、どの情報を、どういうふうにどの程度までさらけ出すか考えながら話そう。
 鬼滅は2巻を読破。炭治郎が鬼殺隊に入り、激化していく戦闘が面白い。だが相変わらずのハイテンポ。もう少し腰を据えてやってもいいのでは、とハラハラしてしまう。