焼き畑

気がついたら焼け野原

・69.4kg。前日比+1.0kg。なぜ

・「男性用ダイエット」なるアプリに従って筋トレ。

桜庭一樹砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』読了。思ったよりも面白かった。週末にでも感想文書く。次は梨木香歩『家守綺譚』。なんでもありな世界観が楽しい。50ページくらいまで読了

・68.4kg。前回比-0.1kg

・「男性用ダイエット」なるアプリに従って筋トレ。

桜庭一樹砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』130ページまで読了。昔読んだっきりだったが、読みやすい。前呼んだイメージでは、ふわっとして掴みどころのない雰囲気系ラノベみたいな感じだったが、再読するとだいぶ違う。

読書感想文 角田光代『幸福な遊戯』

 期待していたのとだいぶ違った。

 暗い。重苦しい。閉塞感。読んでいて楽しい小説ではない。角田光代といえば『八日目の蝉』の印象が強く、心情描写が巧みで綺麗で暖かみがある、繊細な文章を書く作家というイメージだったが、今作はひたすら暗い、先行き不透明な息苦しさしかない。

 『幸福な遊戯』『無愁天使』『銭湯』の三編からなる短編集。

 『幸福な遊戯』は、私ことサトコ、立人、ハルオの三人が、家族の真似事のようなアンバランスな共同生活を送る話。家族ではないがそこにある緩やかなつながりで成り立つ居心地の良い空間の描写は好きだが、それにもすぐに陰りが見えはじめ、何とか崩壊を認めまいとするサトコの空回りが痛々しい。切ない。

 『無愁天使』は三篇の中で一番救いのない話。とにかく命を永らえさせようとする現代医学と倫理観と、家庭の経済状況という現実問題の板挟みで狂ってしまった家族と、そこから這い上がれなくなった私。息苦しい。

 『銭湯』は、母親には芝居をやり続ける、と大見得を切ったのに、いざ大学卒業が近くなると見えない先行きの不安に押しつぶされ、結局普通の会社に就職した女の話。なにかになりたいけど、何にもなれないまま妄想だけを肥大化させていく様子は、他の二篇よりは親しみ易い題材で、一番好きかもしれない。

 三篇に共通するのは、この時代ならではの息苦しさか。
 1990年に発表されたのが表題作『幸福な遊戯』なので、平成初期。少しずつ女性が主体性を持って社会に進出し始め、しかしいまだ男性があらゆる場を支配しており、肩身が狭い。自分の自己効力感とそれを認めない周りとのギャップ。そのギャップがこの、何かになれそうで何にもなれない、一度体を売ったりしたらどこまでも落ち続けていき這い上がれない、という空気感や閉塞感、焦燥感につながっている感じがする。
 正直、見ていて気持ちの良いものではない。
 どの主人公もだいたい可哀想なのは同情するのだが、もっと頭がよかったらより良い発想を思いつきそうなのに、あるいはもっと行動力があったらより良いどこかに辿り着けそうなのに、というちょっとずつ歯がゆい言動が多く、無性に腹立たしい。
 『幸福な遊戯』のサトコは家庭環境は同情するが、聞き分けのない子供じみた言動が目立つし、『無愁天使』は、過程に同情の余地は多いものの、母親が死んだ時点で、まだある程度の蓄えはあるのだから、豪遊をどこかの段階でスパッとやめればもっと何とかなるだろうに、一向に自分の愚行を振り返って改善しようとしないし(心情描写が極端に少ない気がする。とても主人公が不気味)、『銭湯』も長話の婆さんなんかいくらでもあしらえるだろうのにしないし、ある程度実入りはあるのにボロアパートに何故かこだわるし、そもそも、母親に頑なに芝居を続けている、という嘘を吐き続ける理由に納得感がない(というか描写されない)。主人公だけじゃなく、どのキャラも、ほんの少し何かが欠けた人物が多く、スッキリしない感じ。

 次はスカッとする話を読みたい。

・ねっとりとして気持ちの悪い空気。外気温は高くなくても体感温度は高め。ときどき雨がぱらつく。

・コンビニの駐車場、なぜ皆頭から入れて駐車するのだろう。コンビニ以外の店舗では、バックで駐車する車のほうが多い印象があるが、何故かコンビニでは一様に皆頭から突っ込む。ガラス張りの店構えなので排気ガスで汚れないように、という説は聞いたことがあるがいまいち信憑性がない。第一、夜は近隣住民たちの迷惑にならないように静かに、だとか、アイドリングストップはやめよう、だとかいう看板は頻繁に目にするのに、バックで駐車しないでください、という張り紙は見たことがない。

・68.5kg。前日比-0.6kg

・ウォーキング。2.4kmを35分程度で。

角田光代『幸福な遊戯』読了。薄い本だが色々と辛かった。後で感想メモを書く。

更新休止のお知らせ

 誰も待ってないと思うけど、念のため、そして自分の気持ちの整理のために一応の更新。

 今までもだいぶ不定期な更新だったが、正式にしばらく更新を止めることを表明しておきたいと思う。  改めていろいろ考えたいことや実生活の大きな変化が起きそうな動きが続いていることが理由だが、今のところそれについて細かく書くつもりはない。落ち着いたらなにかそれに対して言及するような記事を書くかもしれないが、今のところそのつもりもない。また更新する気持ちが湧いてきたら、何事もなかったかのようにしれっと更新し始めるだろうと思う。

 じゃ、そんな感じでひとつ。

今日のやつ 2022/10/27(水) 寒い

 寒い。秋をすっ飛ばしていきなり冬が来たような寒さ。だがまだ10℃台。これからどんどん寒くなる。家、通勤、職場それぞれでできる防寒対策を。
 家でも車内でもそして職場でも、寒いときはガンガン暖房を入れることにした。我慢して体を壊しては元も子もない。それでも寒い場合に備え、会社にひざ掛けを常備することにする。暖められた空気は、上へ上へと逃げていき、逆に足元は寒く、頭熱足寒になりがちなので、足元を暖める手段の確保は有用だ。

 それにしても最近特に集中力が続かない。仕事中、気づいたら考え事をしている。他のことが気になる。
 喫緊の作業や緊張がないせいだと思われる。かと言って、こういう場面で適切な量の作業をきっちりこなさないと、いつまで立っても信頼を得られない。今一度、気合を入れ直そう。もちろん、気合に依存しないモチベーションコントロールは随時探さなければならないが。

 気づいたら、深夜0時を回っている。仕事中にやる気がでないと、プライベートも引きづられてしまってダメだ。どちらかで上手く流れを作らないと悪循環から抜け出せない。

今日のやつ 2022/10/23(日) ゴリゴリお絵描き

 朝、少し曇っていたが、天気予報では晴れと出ていたので、予報を信じて洗濯機を回す。洗濯機が止まる頃には晴れ始めていたため、洗濯物を干す。ついでに布団も干す。シーツや枕カバーも洗って干す。土日のどちらかが晴れると、洗濯物が溜まらなくて助かる。部屋干しはやはり好きじゃない。

 朝、少し歩く。相変わらずぎこちない歩き方で、しばらくすると足の裏だとか足首だとかが痛くなる。おそらくまだ前までの歩き方に戻せておらず、力が正しく伝わっていないためどこかに無理が出てしまっているのだろう。辛抱して何度も歩く。歩き方を足に思い出させなければ。
 日光を浴びながら散歩したおかげか、日中はなかなかに活動的になった。と言っても放置していたハロウィンドトウさんのラフを線画・塗っただけで殆どが終わってしまったが。調べながら一つ一つ丁寧にやっていくととても時間がかかる。とてもじゃないが平日はできない。練習ならばもっと効率化を図らなければ。