焼き畑

気がついたら焼け野原

今日のやつ その92

 今日も今日とて朝更新。……朝? 朝ではないな……とにかく昨日の日記。

 昨日は病院・病院内の受診科・薬局をはしごして、大変だった。
 昨日の日記の後、9時になったら予定通り整形外科へ。ギプスをいったん外してレントゲンを撮ってもらう。その際、左上半身の謎の激痛についても相談するも、忙しいこともあってはっきりとした返事は聞けず、大きな病院の内科(外科っぽい痛みだったが、先生は内科と判断した)へ紹介状を書いてもらう。レントゲン判定の結果は、可もなく不可もなくという感じだったらしく、まだギプスが必要になるらしい。が、窮屈な生活にまた逆戻りかといえばそういうわけではなく、足の下部分、かかとや足裏、ふくらはぎあたりを支えるギプスを、ガーゼでぐるぐる巻いた簡素なもので良くなったらしく、これだけで解放感が出て気持ちが軽くなった。来週には取れるかなーと看護師さんがおっしゃってた。
 さて、紹介された病院は外来は土曜午前のみ、日曜は休診とのことで、このタイミングを逃すといけないということで、整形外科の診察が終わったその足で向かう。大きな病院で外来も非常に混雑していた。
 紹介状があっても予約なし扱いになるためか、非常に待たされる。ついたのが10時か10時半くらいだったと思うが、病院に入るために問診票を書いてから待たされ、内科の診察室前で待機するように言われて待たされ、何故か外科の方から呼ばれて問診票を書いて外科の診察室前で待たされ、レントゲン室に行くように言われてレントゲン室の前で待たされ(これは微々たる時間だったが)、その後外科の診察室前に戻ってきて待たされ、外科の診察が終わってから内科の診察も受けろと言われて内科の診察室の前で再度待たされ、診察後、隣の治療室で採血すると言うので治療室に入るも、誰も何も声をかけてこずにひたすら待たされ、結果が出るのに1時間かかると言われたので待たされ、結果を聞いた後会計の前で待たされた。処方箋が出たので薬を受け取らなければならないのだが、そのころには隣接した処方箋薬局は閉店しており、近くの薬局を探してそこに行き、薬の処方まで待たされた。
 帰ってきてみれば16時半で、昨日一日、昼抜きで病院で過ごしたことになる。仕方ないことなのかもしれないが、とてもストレスだった。
 何に時間がかかっているのか、クリアにわかる仕組みは作れないだろうか、と思う。理由を明かされずにひたすら待たされると、どうしても「効率が悪いのではないか」「忘れられているのではないか」と不安になるのは人間心理的に仕方がないと思うのだ。かといってプライベートな情報も含むだろうしすべてをオープンにするのは難しいだろうし、オープンにしたところで「医師が昼食を取っているため」だとか「こっちの患者を優先しているため」だとかが判明したらそれはそれでクレームになる。結局今の方式のまま、患者はひたすら待たされるしかないのか。
 それでもいくつか不満はある。ひたすら時間がかかって最後はぽつんと一人で待たされている状態だったのだが、最後の診察⇒会計で何故あんなに時間がかかったのだろうか、という点。何かよくわからない計算が必要なのだろうか、そしてそれは診察が終わった後も式をこねくり回す必要があったのか。また、採決するから隣の部屋に行って、と指示されたときの連携不足。隣の部屋は、緊急の患者さんが運び込まれたりしてとてもバタバタしていた。すぐに始まるような口ぶりだったのに、なかなか始まらずそうこうしているうちにあわただしくなってきて、とてもそこにいて良い雰囲気ではなかった。その状態にもかかわらず誰一人声をかけたりしないのはどういうわけか。明らかに邪魔だったと思うのだが……。私がその部屋に行くことが伝わってないのなら連携不足だし、そうだとしてもひと声かけて話を聞くことはできたはず。そうでなくても、すぐに始められる状態じゃなくなってしまったのだったら、いったん外で待っていてもらうようにお願いしてくることはできたはず。
 それと、採血後1時間待たされた件についても不満があるのだが、長くなりすぎる割に説明しづらいので省く。半分私が悪いのだし。

 愚痴はここまでにして、結果を。
 まず整形外科では、ギプスこそ外れないものの軽量化し、風呂に入るときと寝るときに外せるようになった。これは素直にうれしい。
 それから、紹介された病院の外科では、レントゲン、というよりCTR検査を受け胸を中心に写真を撮ってもらった。症状から一番疑わしかったのは肋骨骨折だが、骨には異状なし(まあぶつけたりしてないもんね)、その代わり左肺の近くに謎の影が見つかり、呼吸器科を再受診するように言われる。水曜午前、仕事を休んで診てもらう予定。また、左上半身の痛みの原因は分からず仕舞い。
 次の内科では、診察の後採血、その結果をもとに再度診察という流れだったが、はっきりしたことは分からず、「たぶん大丈夫だけど、肺血栓の疑いは完全には払しょくできない」という濁した表現で説明された。肺血栓を取り除くため、血液をサラサラにする薬と抗生物質が処方された。

 以上。
 なんだかまだ熱っぽい感じはするし、左上半身は相変わらず痛い。
 が、ギプスが外れるようになって久しぶりにゆっくり風呂につかれたし、気持ちはだいぶ軽くなったので前向きな気持ちになれた。