豊作!大豆まめ畑

雑草とかたくさん生えてる

今日のやつ その74

 また時間が空いた。

 本日8/10から夏季休暇で、祝日・土日を挟んで8/16(来週火曜)まで休み。せっかくなのでのんびりしよう。気持ちと細々としたタスクが整理できたらいい。

 そして今日から二泊三日で、恒例の夏キャンプの予定。今年は水上(みなかみ。水の上ではない)。
 せっかくなので現地から更新するかもしれないし、面倒臭いのでしないかもしれない。一応、iPadとポケットWi-fiでやろうと思えばできるが。

 前の土曜日に映画を見る。ジュラシック・ワールド/新たなる支配者。
 感想を書くが、ネタバレになるので、以下気にする方は見ないように。

 ★★ネタバレ注意★★

 前作どころか、他のジュラシックシリーズを一切見ていないが、いきなり最新作「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」。一応、小学校時代の友人が恐竜好きで、スーパーファミコンジュラシック・パークを持っていたのでそれを見たことがある。が参考にならないだろう。

 見た感想としては、普通というか、特別に感情を揺り動かされるような作品ではなかった。シリーズを視聴したことのない人が想像する、恐竜パニックホラーの枠をでないというか、ぼんやり予想していた範疇に収まるものだった。大迫力の恐竜アクションは確かに面白いが、特別演出として目新しいものも感じられず、それどころか妙に近づいたカメラワークと画面揺れでちょっと見づらかったまである。

 ただ、さすがの技術の進化というか、前に見た「シン・ウルトラマン」でも感じたことだが、現実にいない生物、怪獣だとか恐竜だとかの質感やそこに本当にいるかの如き生々しい動き・息遣いはとても素晴らしく、ファンはこういうところに感動するのだろうなあ、と感心した。
 ただ、恐竜って爬虫類のデカいバージョンと認識していたので、なんとなく哺乳類チックな挙動になってしまっているのは気になった。爬虫類ってもっと、人間の予測できないような、突然俊敏に動いたり止まったりみたいなアクションしません? まあ爬虫類に詳しくないし恐竜にも詳しくないのでわからん。教えて詳しい人。
 哺乳類に近い動きの方が、人間にとって身近な犬や猫を想起させてよりリアルに生物っぽく、場合によっては親しみを感じさせやすくなる効果はあるだろうな、とも思う。

 それと、やたら会話がテンポがいいのが気になる。例えるなら、テキストアドベンチャーのゲームで、文字送りを自動にしたときのような。緩急がなく、どんなシーンでもサクサク進むので、シリアスのシーンでもどこかコミカルに感じてしまった。例えばAB二人の人物が会話していたら、Aが話す→Bが話す→Aが話す→Bが話す、が綺麗にターン制になっていて、それぞれのセリフが綺麗に独立しているというか。かといってアメリカでよくある同時に話し始めるシーンはそれはそれで苦手なのだけど(よく女性がヒステリー起こして恋人の男性がなだめるシーンであるやつですね)。
 台詞はうろ覚えだが、冒頭、小屋の外で恐竜と遭遇「家に入ってろ!」「私も行く!」「入ってろって言ったろ!」「……」すっと身をひいて家の中に入る、ってシーンとか、テンポ良すぎてコメディかと一瞬思ったよ。間髪入れずに裏口から出ていくし。
 ただ、全く緩急がないわけでもなく、おおっと思うシーンもあった。ある博士が悪徳企業のトップに対して、「くたばれ!」と吐き捨てるシーンは、今までのテンポの良さが嘘みたいにちゃんと「溜め」を作られていたのですごく強調されて印象的なシーンになっていた。それ以外も後半は会話に多少の緩急がついていたように思う。私が慣れたから?

 吹き替え版を見たが、どうやら声を当てる人の評判は良くないらしい。気になったのは、冒頭のトリケラトプスを救出するシーンにいた(その後もちょっとだけ出てきた)男の人がやたら棒読みだったことくらいで、それ以外は気にならなかった。

 あともっと難癖つけるなら、本作のラスボスがほぼ自滅の仕方がしょうもなさすぎてガッカリだった。
 この手の、自分の手に余る存在を利用して支配下に置いてやろうという野望を持った悪役が自業自得な最期を迎えるのはあるあるだし、カタルシスも得られて良いと思う。が、この人のやったことは「世界的な蝗害の原因のイナゴを秘密裏に量産していた」→「バレたから証拠隠滅に焼却処分」→「暴れるイナゴの力に飼育施設の防壁が耐えきれず、大量の火炎イナゴが辺りに撒き散らかされる」→「施設の周りが大規模な森林火災」→「終わりだ…」だ。
 この、なんで終わりなのかがよくわからない(施設の周りの森で放し飼いされている恐竜は施設内に収容できるらしいし。森林火災によってマスコミの手が入る→イナゴ量産の証拠が見つかっちゃう?)がそれはひとまず置いておくとして、飼育施設の設計甘すぎん?なんでその程度で破られるの?火炎放射器も常備してあるんだから想定の範囲内なのでは?ここが最高にダサい。科学技術の最先端を行く巨大企業なのではないのか。

 ただ、火のついたイナゴが大量に夜闇に解き放たれ、赤い煙のように拡散していく絵面の綺麗さとグロさが両立したシーンの絵としてのインパクトはものすごく、個人的にはこの映画一番好きなシーンだ。そして力尽きて大量に落ちてくる火炎イナゴの恐怖ったらない。このシーンだけで見た甲斐があったかもしれない。そのくらいにはこのシーンを一番に推したい。

 色々書いてしまったが、決してつまらない映画ではないと思う。
 少なくともシリーズをずっと追ってきた人にとっては過不足ない出来になっている気はしており、そういう人は気にせず見たら良いのではないだろうか。あと恐竜に襲われる迫力のシーンやド派手な画面揺れを多用しているので、4DX映えはするだろうなとも思った。