焼き畑

気がついたら焼け野原

今日のやつ その22

 昼休み、弁当を買いに車で職場近くのセブンイレブンに行く。田舎のコンビニらしい広々とした駐車スペースには、30台以上の車が停められるようになっているが、それがほぼ埋まっていた。今回は運良く空いている場所を見つけられたが、完全に満車で、ぐるっと駐車場を一周して駐車できず泣く泣く駐車を諦めたこともある。
 さぞかし店内は客でごった返しているのだろうと思いきや、そういう場合でも店内に客はまばらで、4・5人程度が商品棚を物色している程度だ。30台のうち、定員の車が3台、1台あたりの客が1.5人、と仮定して計算してみると、27*1.5-4.5の、実に36人が行方知れずということになる。この人達はどこへ消えたのか。正解は、車の中である。
 駐車している車の、体感7・8割が運転席に人を乗せたまま止まっている。昼飯を食っている人もいれば、スマホをいじっている人も、寝ている人もいる。
 イマイチよくわかってないのだが、マナー違反にならないのだろうか?と常々思う。あくまで客のための駐車スペースであり、お店側としても長々と居座られるのは迷惑ではないのだろうか。十歩引いてトラックの運転手は、長旅でなかなか休憩できる場所がないのだろうなと同情はするものの、普通の乗用車できている人は、なぜ職場に帰るなり家に帰るなりして休まないのだろう?そして店員は店員で何か措置を取らないのであろうか?一買い物客としては、あまりに買い物せずずっと駐車場に居座る車たちに迷惑に感じている。そのせいで駐車できなかったりしたらやるせない話だ。
 ただ、お店側として、計算済みのことなのだとしたら客としてとやかく言うことではないなとも感じている。客が来ても停められない、買い物できない、というのは傍から見たら明らかに損失だと思うのだが、どういう客を狙うかはそのお店次第だろうという気がしている。ずっと駐車場を占拠している車に注意する店員さんを見たことがないのはおろか、ポスターや店内放送などを利用して注意を喚起すらしないのは、もしかしたらそういうことなのかもしれない。